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第15回多摩川子ども環境シンポジウム
​(Web開催)

~Withコロナの時代、きみもユーチューバーになろう!~

 例年、多摩川流域の子どもたちが集まって交流する「多摩川子ども環境シンポジウム」ですが、今年度も3密を避けるため、Web開催とします。多摩川流域在住の小~中学生が、多摩川の環境や文化・歴史等について学んだことや調べたことをYouTube動画で発表します。ぜひご覧ください♪

​ 後日、元青梅市立友田小学校長で隅内教育研究所の隅内所長から講評をいただきますので、お楽しみに♪

​2022年12月19日

【2022年12月28日追記】 

 当フォーラムの細野会長からメッセージが届きました。あわせて、元青梅市立友田小学校長で隅内教育研究所の隅内所長から各発表への講評をいただきました。ページの最後には講評のまとめを掲載しています。

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会長メッセージ

ニホントカゲ研究大賞

エントリーNo.1

​ニホントカゲの研究
小学校3年(世田谷区)
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講 評

 このニホントカゲの研究は、研究の動機及び研究の内容も充実した研究です。ニホントカゲは、多摩川沿いにも生息しています。発表者は、現在自宅で飼っているニホントカゲについて、いろいろと調べてみたい思いで研究することにしました。「どうして、なぜなの?」という疑問が大切です。発表の内容は項目ごとに整理されていてとても分かりやすいです。順を追ってまとめてみます。①ニホントカゲがどんな生き物かを説明(生息場所・体の特徴・体の大きさなど) ②ニホントカゲの体の仕組み ③トカゲの歴史と進化 ④ニホントカゲが何を食べるのか調べる(コオロギ・バッタ・ダンゴムシ・ハム) ④上野動物園でニホントカゲの実験等で疑問に思ったことを聞く。以上です。書物やネットで調べるだけでなく疑問に思ったことを上野動物園に行き専門家の方に 聞いたことも素晴らしいです。また、研究した本人が一生懸命、自分の言葉で説明していることも好感が持てます。

多摩川水質調査に挑戦大賞

エントリーNo.2

多摩川で水質調査してみた
中学校2年(立川市)
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講 評

 多摩川の水質調査を実際におこなった研究です。その中で調べる前に仮説を立てていますが、素晴らしいです。自然現象を知るだけでなく、自然の情報をもとに自分で仮説を立てそれを実際に調べてみることは科学研究の第一歩です(科学の世界では仮説演繹法と呼ばれています)。実際に調べたり実験したりして結果が自分の仮説と違っていたら、再度仮説を立て直して調べてみるのです。今までの様々な科学的発見は、何十回、何百回という仮説を立て実験し、仮説が違っていたらまた仮説を立て実験した涙ぐましい努力の結果に他なりません。また、書物やネットで調べるだけでなく、実際に自分の足で歩き手間暇かけて調べることも大事です。残念なことに天候の関係もあり、全部調べることができませんでした。この続きを是非来年度に発表していただきたいと思います。

小河内ダムの歴史を調べた大賞

エントリーNo.3

多摩川の上流にある小河内ダムについて調べてみました。
​小学校5年(青梅市)
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講 評

 発表者は、昨年は羽村の取水堰や玉川上水について調べたので、今年はもっと多摩川の源流に近い小河内ダムを調べることにしたのです。毎年発表することは素晴らしいことです。「継続は力なり」です。実際に小河内ダムに行き、小河内ダムのことが調べられる「奥多摩水と緑のふれあい館」で調べた小河内ダムの歴史についての発表です。小河内ダムはどうして造られるようになったのか、造るまでの様々な出来事について分かりやすくまとめてくれました。この発表を視聴した人は、小河内ダムの歴史がよく分かったことでしょう。次回は多摩川の源流を調べるとのこと楽しみです。是非源流まで出かけていき調べてみてください。多摩川の源流は山梨県甲州市(旧塩山市)の笠取山(標高1953メートル)にあります。

エントリーNo.1
エントリーNo.2
エントリーNo.3
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講評まとめ

 2020年よりコロナ禍がはじまりました。2022年12月の現在もコロナ禍は続いています。第8波のコロナ感染です。このようなコロナ禍にあり、日本及び世界では当初の厳しい規制がワクチンの普及もあり、徐々に緩和されてきています。
 このコロナ禍で社会には大きな変化がありました。小中学校には、文部科学省のギガスクール構想が前倒しで実施され、昨年度一人一人にグーグルクローム機が配備され、授業に活用されています。また、会議や研究会もオンラインでの実施が当たり前になりました。このような状況の中で ICTの活用は進んだのですが、体験活動が少なくなっていることも事実です。
 美しい多摩川フォーラムの活動もコロナ禍で制限されてきました。多摩川の自然・文化を知るにはやはり体験活動が欠かせません。美しい多摩川フォーラムの活動もその重要性を増しています。
今回、応募された研究は3つと少なかったです。しかし、応募されたどの研究も動画としてのできは素晴らしいものですし、どの研究も実際に生き物を飼ったり、自分で現地に行ったりして研究していることには好感がもてます。
 フランスの博物学者で「ファーブル昆虫記」でも有名なアンリ・ファーブルは、「見ることは知ることだ。」いう言葉を残しています。昨年度も書きましたが、来年度はコロナ禍が終息し、美しい多摩川フォーラムの活動が、コロナ禍前に戻ることを願っております。

2022年12月28日

隅内教育研究所 所長 隅内利之

講評まとめ
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